シューズインクローク(SIC)の扉が邪魔だったので、
入居後しばらくして取り外しました。
せっかくの扉がもったいないので、DIYでスキップ下空間の活用に利用したお話です。
contents
SICは断然オープン
シューズインクローク(SIC)には扉をつけてもらいました。
雑然とする玄関をスッキリ見せたかったからです。
ところが、扉を開けるのがおっくうで、SIC自体が死んでしまいました。
そこで扉を取り外し、オープンにすることにしました。
今はカーテンをつけて目隠ししています。
その時の記事はこちら→。
スッキリ感はかなり下がりましたが、劇的に楽にアクセスできるようになり、
作ってよかったと思えるSICになりました。
玄関にはオープンのSICがおススメです。
スキップ下の使い道
我が家はスキップフロアを採用しました。
リビング空間とダイニング空間に階段5段分の段差が85㎝程度あります。
その段差部分に奥行き80㎝程度のオープン収納というか、
凹みをつくってもらいました。
もともと高低差のある土地を埋め立てるのではなく、
高低差を活かしてスキップフロアとしたのには、スキップ下の空間活用も
大きな目的のひとつでした。
この空間を上手に活用することで、あふれるリビングのモノたちと
玄関SICから押し出されたモノたちを収納すると言う計画でした。
収納予定だったモノたちはこちら。
- アウトドア用品
- 園芸用品
- 防災用品
- 外遊びグッズ
- ペット用品
- ランドセル置場
これだけ多種多様なものを収納するんだから、当然目隠しは必要ですよね。
が、使い勝手は住んでみないとわかりません。
当初から、目隠しはDIY予定で、オープン収納にしてもらうことにました。
オープン収納って、程よく余白を残すとおしゃれに感じさせることが可能です。
一方で、隙間なく詰め込むと、雑多な空間に目をそむけたくなりますよね。
オープンのままの方が空間としては面白いのですが、目隠しはどうしても必要でした。
秘密基地
収納方法に悩み、空間を放置している間は、子どもの秘密基地だったりしました。
子どもって狭い空間大好きですよね。
ランタンを持ち込んで、何やらゴソゴソ楽しんでいたみたいです。
引き出しをDIY
入居後1年ほどかけて、どんな形の収納にしたら
スキップ下が使いやすいのか検討しました。
奥行きが80㎝ほどあるので、かがまずに奥まで活用するには工夫が必要です。
引き出しタイプにして、コロコロをつけたらスムーズ…?
廃棄予定のカラーボックスを再利用できないかな…?
こんな感じの設計図を書いて、適当にDIYしてみました。
完成品がこちら。
ここで、SICで取り外した扉を木材として活用しました。
建具と同じ材ですので、家全体の統一感としては悪くない感じです。
意外に重量があるので、もう少しクッション性のあるコロコロにしたら良かったとか、
コロコロがくるくる回るので引き出すときにコツが必要とか、
使い勝手にはもう少し工夫の余地がありますが、
収納兼目隠しの出来としてはまあまあ満足しています。
半分はオープンのまま
引き出しを3つ作成して目隠しできたのは、スキップ下の空間のおよそ半分です。
扉材はまだ余っていますので、もっと引き出しの数は増やすことができますが、
全部埋めてしまうと、空間としてちょっと窮屈…??
オープンってやっぱり奥行きがあるだけ空間に抜けができて、良いですよね。
もう少し、考えながら工夫していきたいと思います。
フックとか手すりとか
スキップ下の空間はまだまだすべてを活用できてはいません。
が、スキップの段差にはフックやら手すりやらをDIYで取りつけました。
主に子どもたちの学校用品や習い事グッズがかけられています。
ここにゴチャッとモノがかかると当然おしゃれではありません。
すっきりもしていません。
でも、めちゃめちゃ便利なんです。
完璧である必要はない
家を建てるときって、絶対に失敗のない完璧な家を創りあげようとしてしまいます。
私も本当にたくさんのブログを読み、ここに収納は絶対に必要だろう、
帰宅後はここでコートを脱いで、ここで手を洗って…とシミュレーションを
何回も何回も重ね、後悔のない家を完成させようとしました。
でも、最初から完成作品である必要はないんですよね。
と、最近思うようになりました。
我が家のスキップ下だって、造作で扉とかを設置してもらっておいた方が
絶対に空間として洗練されたものになったに違いありません。
でも、住んでみないとわからないことがたくさんあって、
住む前にああでもないこうでもないと、空想で考えて、
やっぱりこうじゃなかった!と後悔するよりも
ある程度の余地を残しておいて
住みながら、DIYで工夫していく方が楽しいなと思います。
自分たちに合った暮らし方って、決しておしゃれなブログに出てくるような
スッキリとした家ではないんだなぁとしみじみと感じています。
まとめ
家は初めから完璧でなくてもいい。
DIYで自分たちに合った暮らし方を工夫しながら創りあげていけばいい。
取り外した扉も、どこかで活用できたりしたら、無駄じゃなかったと思えます。
そんなお話でした。