乾太くん下のスライド式アイロン台を快適にカスタマイズし直したお話です。
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アイロン台はスライド式
嫌いな家事であるアイロンがけへのハードルを低くするために、アイロン台をDIYしました。その時の記事はこちら→
このスライド式アイロン台は、アイロン台としてのみならず、乾太くんから乾いた洗濯物を取り出す一時置き場として、またお風呂に入る際の着替え置場としても重宝しています。
我が家の乾太くん台が造作なのは、既製の乾太くん専用台が好みではなかったからです。
ところが現在はこんな乾太くん収納ユニットもあるようです。
こちら、私がDIYしたのとほぼ同様のスライドカウンターがついてます。それどころかタオル収納用引き出しもついてます。スライドカウンターは私の方が先に考えたんだもんね!と言いたくなります(いやいや…)が、痒い所に手が届くなかなかイカした台だと思います。ルックスも以前の既製品に比べたら格段に私好みになりました。
ただ、こちらの収納ユニットだと高さが105㎝(1,050ミリ)と私の身長では少し高いと感じます。
うちの乾太くん台は高さ90㎝(900ミリ)。私の身長に合わせて造作してもらいました。そのあたりは造作の強みですね。
うちの乾太くん台の高さについての検証はこちらの記事にも書きました。→
うちの乾太くん台の誤算は、可動棚にしてもらったことです。
造作を依頼した時点で乾太くん台の下をどのように活用するのかまでは決めきれておらず、とりあえず可動棚…だったんですよね。
結局、乾太くん下はアイロン台と洗濯かご置き場として活用しているので、可動棚は必要なかったわけです。今回、リニューアルに当たり、可動棚を取り外しスッキリしました!
でも、ビスの穴は開いてしまっています。可動棚にしなけりゃよかったなぁ…。
初代アイロン台の難点
- 引き出し幅が少ない
- 耐荷重が不安
- アイロン台が動いてしまう
引き出し幅が少ない
初代アイロン台には底引きレールを使用しました。
底引きレールにした理由は、壁に穴をあける勇気がなかったからです。
可動棚の棚受けレールを取り外して、直接スライドレールを壁に取り付ければよかったのですが、どうしても勇気がでず、棚に底引きスライドレールを取り付けることを選択しました。そうすれば、失敗しても棚板一枚捨てればいいだけです。
でも、底引きスライドレールではフルスライドにならず、引き出し幅がアイロン台ギリギリになってしまっていたのです。
絶妙にアイロンを当てにくい時があり、この引き出し幅にはプチストレスを感じていました。
耐荷重が不安
可動棚をそのまま活用したため、下向き荷重に対して浮き上がってしまうという問題がありました。詳しくは【ハードル越え】の記事に書きましたが、この浮き上がり問題はつっかえ棒的なアイデアでクリアすることができました。
でも、やっぱり土台が可動棚だと下向き荷重に対しては不安が残りますよね。
アイロン台が動いてしまう
この問題は、使用し始めて半年ほどたってから生じました。
ホームセンターで購入したただの板の上に、平型アイロン台を乗せて使用していたために、アイロンの蒸気によりアイロン台が反り返り、接地面が減って、アイロン途中から台がぐらぐら動いてしまうのです。脚付きアイロン台がメッシュになっている意味が分かった気がしました。恐るべし蒸気の力。
両面テープで固定してみたりしたのですが、反り返るのは止められず、ぐらぐらさせながらアイロンを当てていました。
アイロン台2号の改良点
- 3段スライドレールでフルスライド可能に
- 耐荷重アップ
- アイロン台をビス固定
3段スライドレールでフルスライド可能に
スライドレールをホームセンターで買い直しました。
3段スライドでフルスライドが可能になりました。
耐荷重アップ
可動棚の棚受けレールは取り外し、壁に直付けしました。構造がシンプルになって、耐荷重は45㎏と十分です。
アイロン台を固定
アイロン台を引き出し棚にビスで固定してしまいました。
もう反り返りもありません。動かないって、ストレスフリー!!
何でもかんでも、最適の位置が決まれば固定することで生活は快適になりますね。
使用して初めて気づいたポイント
- ストッパーが必要
- もっと大きなアイロン台を
ストッパーが必要
改良することで、プチストレスが無くなり、格段にアイロンがかけやすくなりました。ただ、実際に使ってみると、まだまだ改良の余地がありました。
フルスライド棚の動きがとてもスムーズで、アイロンを手前から奥に向かってかけるとアイロン台が棚と一緒に動いてしまうのです。
仕方なく、片手でスライド棚が動かないように押さえながらのアイロンです。
むむむ…。
ネットで調べてみると、ロック付き3段フルスライドレールがありました!
ホームセンターにはそんなもの置いてなかったので、存在を知りませんでした。完全なるリサーチ不足でした。ロック付きにしておけば、この棚が動く問題は起こらなかった…。悔しい。
スライドレールを購入し直すのもしゃくなので、なんとか工夫でストッパーをかける方法を模索したいと思います。
もっと大きなアイロン台を
現在の平型アイロン台のサイズは60×36cm。
特に文句はないのだけれど、欲を言えば、もう少しだけ奥行きがあるとナプキンやハンカチがすっぽり収まる。60×40cmくらいが理想かな。
でも調べても、そんなサイズの平型アイロン台はみつけられませんでした。
作るしかない…?
もしかしたらそのうち作るかもしれません。そうしたらまた記事にします。
まとめ
改良することで、アイロン台2号は格段に便利になりました。
初代が73点、2号は90点ってところです。満足満足。
でも、ひとつ問題を克服すると、新たな改良点が見えてくるものなんですね。
今から乾太くんを購入する人には、スライドレール付き乾太専用ユニットに設置することをおススメします。洗濯機上に設置するのに比べてスペースはとりますが、絶対に快適です。
DIYでスライド棚をつけてアイロンをあてようと思っている方には、ロック付きスライドレールをおススメします。
ま、ああでもない、こうでもないと工夫するのが楽しいんですけどね。