照明を選ぶ際、気になるポイント。
センサーライトにするべきか否か。
我が家の場合のセンサーライトについての考察です。
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センサーライトとは
物理的にスイッチをon/offしなくても、自動的にスイッチのon/offが行われる照明をセンサーライトと呼びます。
センサーの種類には、人や動くものに反応する人感センサー、周りの明るさに反応して暗くなると点灯する明暗センサー、暗くなった時のみ人などに反応して点灯する人感&明暗センサーなどがあります。
また、点灯の仕方にも、瞬時にパッと明るくなるもの、じわ~っと明るくなるもの、人が近づくと明るさを増すものなどの種類があります。
センサーライトのスイッチにも、見た目からいかにもセンサー専用スイッチで連続点灯や強制offに切り替えがわかりやすくできるもの、見た目は他のスイッチと同様なものがあります。
他のスイッチと見た目が一緒なのでスッキリはするけど、使用方法がいまいちわかっていません。
センサーライトのメリット
- スイッチを押す手間が無く楽
- 暗闇でスイッチの場所を探さなくていい
- 荷物などで手がふさがっていても大丈夫
- 照明の消し忘れが無くて安心
センサーライトがあると、楽だし暗闇でつまづくなどの危険も回避できます。
また、常に先行して点灯してくれるので、迎え入れてくれたような気になりホッとします。(え?私だけですか??)
センサーライトのデメリット
- 点灯してほしいのに点灯してくれないことがある
- 点灯してほしくないのに勝手に点灯してしまうことがある
- 消灯してほしくないのに勝手に消灯してしまうことがある
- 消灯してほしいのにしばらく消灯してくれないことがある
細かい点灯・消灯のニーズにはなかなか対応してくれないことがデメリットとして挙げられます。
トイレなどで、まだ入っているのに、勝手に消灯してしまって困る…は結構耳にする話ですよね。
また、上には挙げていませんが、多くの場合設置にオプション費用がかかってしまうのもデメリットですよね。
センサーライトにすべき場所・してよかった場所
我が家がセンサーライトにした場所は、門灯、玄関ポーチ灯(屋外)、玄関土間灯(屋内)、勝手口灯(屋外)の4カ所です。
門灯・玄関ポーチ灯(屋外)
門灯と玄関ポーチ灯には明暗センサーをつけました。
夕方になると勝手に点灯し、明け方には勝手に消灯してくれます。
暗くなってから帰宅した際に、明るい我が家の玄関にホッとします。
どこか一か所しかセンサーライトを選べないなら、私は玄関ポーチを選びます。
玄関ポーチでのセンサーライトの必要性は広く認識されているのか、標準仕様でポーチ灯はセンサーライトになっている場合も多いんじゃないでしょうか。
でも、明るく出迎えてくれるという意味では、帰宅時まず門灯の前を通過しますよね。
たとえポーチが明るくても、門灯が暗いと寂しくないですか??
門灯もセンサーライトであるべきだと思います。
門灯とポーチ灯が非常に近い設計のお家も多いと思います。
上の写真のお家も、インターフォンがある部分を門とみなすと、ポーチと門はそう離れていないですよね。
インターフォン下の白い棒状のものが多分門灯に当たるのだと思います。
我が家も上の写真のお家のようにオープン外構で、門灯とポーチ灯は実は1mしか離れていません。
なのでポーチ灯さえ点灯していれば、門灯エリアにも明かりは届いています。
それでも、帰宅時に門灯も点灯していて欲しいのです。
暗い道を歩くとき、他のお宅の門灯の明かりにほっこりしているからかもしれません。
街灯があって道が暗くなくても、オレンジ色の門灯が好きなんです。
ただ、ecoという点から見ると、暗いときに常時点灯している我が家の門灯とポーチ灯はダメなのかもしれないですね。
家人が全員帰宅し終わったら、こまめにoffにするのがecoの観点では正しい在り方なのかもしれません。
さらに、残念なことに我が家のポーチ灯は時々点灯できていないことがあります。
暗くなったら自動点灯のはずなのですが、夕方になってすぐそばにある門灯が点灯しているのに、何故かポーチは点灯していない…
ポーチ灯のセンサー感度が悪いのか、門灯が明る過ぎて干渉してしまっているのか…。
あれ?と思ったら、物理スイッチをパチパチ(off/on)したら点灯してくれるのですが、とてもめんどくさいです。
時間のある時にどうして点灯しないのか、検証してみようと思っています。
玄関土間灯(屋内)
玄関土間灯には人感&明暗センサーをつけました。
屋内でセンサーライトにしたのはココだけです。
玄関ドアを開けた瞬間、パッと明るくなってお出迎えしてくれるのは嬉しいです。
荷物で手がふさがっていることも多いので、土間灯もセンサーライトにできると絶対に便利です。
我が家は玄関ホールから2階への階段がつながっているので、朝起きて階段を下りてきた時もパッと明るくなってくれて、とてもいい感じです。
ただ、我が家の玄関は窓が小さいので昼間結構うす暗いのです。
私的にはうす暗いのですが、センサー的には十分明るいみたいです。
そうすると、昼間に玄関で掃除などの作業をしたいと思っても、明暗センサーが邪魔して自動で点灯してはくれません。
物理スイッチをパチパチ(on/off)すれば点灯させることはできるのですが、地味に手間です。
玄関土間灯のセンサーは人感のみにすればよかったかな…。
勝手口灯
勝手口灯には明暗センサー&人感でじわ~っと明るくなるセンサーがついています。
センサーの機能としては、我が家で最高のセンサーです。
暗くなるとぼんやり明るくなり、人が近づくとじわ~っと明るくなります。
なんか嬉しい。
でも勝手口なんか、いつも明るい必要はないですよね。
使用する際にスイッチを入れたらいいだけです。
我が家の場合は勝手口が第二の玄関のように使用されています。
勝手口から実家の両親が訪れますし、子供たちも勝手口から出ていくこと多しです。
駐車場にも面してますので、駐車場のライトとしても少しは役立っているのかな。
でも、普通の明暗センサーのみで良かったかな…と思っています。
我が家にしては、ちょっと贅沢仕様の勝手口灯です。
センサーライトにしたら良かった場所
実際に住んでみて、ここもセンサーライトにすればよかったと思うところはシューズインクロークと玄関手洗いの2か所です。
シューズインクローク
玄関土間に1帖のSIC(シューズインクローク)がついています。
小さな空間だし短時間しか使用しないし、土間からの明かりが入ります。
なので照明を点灯させずに使用していることが多いです。
でも毎日必ず使用する場所です。
明るい方が使いやすいけれど、短時間だからめんどくさくて点灯させない。
センサーにして毎回パッと明るくなってくれたら多分気持ち良い。
でも、SICを使わない時(階段の昇降時など)に点灯したら、それはそれで鬱陶しいと思うかも…??
かなり限定された、範囲の狭い人感センサーにしたら解決するのでしょうか?
我が家の場合は、SICのスイッチ位置をミスしているので、これもセンサーにすればよかったと思う原因なんでしょうね。
玄関手洗い
玄関に手洗いを設置しました。
ここも玄関土間やホールからの明かりがあるし、短時間しか使用しません。
たいがいは照明を点灯させずに使用しています。
明かりなんかつけなくても、手は洗えます。
でもでもでも…以下SICに同じです。
毎日ちょっとだけ使用する場所はセンサーライトが気持ちいいのかもしれません。
センサーライトつけなくて良かった場所
センサーライトにしなくて良かったと感じる場所はトイレと2階全般です。
トイレ
トイレはセンサーライトを推される方も多い空間です。
でも、ゆっくり使用したい時に勝手に消灯されると落ち着かないですよね。
それがイヤでやめました。
ある一定以上の時間使用する可能性のある場所は、センサーライトは避けた方がいいと私は思っています。
トイレの電気はしょっちゅう消し忘れてしまいますが、特に後悔はしていません。
実際に住んでみて、上記理由以外にもトイレはセンサーライトにしなくて良かったと思いました。
その理由は次項です。
就寝後に使用する可能性がある場所
一度お布団に入った後に、使用するかもしれない場所…我が家の場合は2階ホールの照明です。
夜、トイレに行きたくなった時に通過する場所はセンサーライトにすべきではないと思います。
逆じゃないかと言われそうですよね。
寝ぼけた状態ならセンサーライトで明るくしてくれた方が、危険防止につながりますから。
確かに、起きているときは、ここをセンサーにすれば良かったと思います。
でも、夜トイレに行くときはセンサーじゃなくて良かったと思うのです。
理由は、寝ぼけたままでいたいから。
夜のトイレってできれば薄明かりの中すませて、そのまま再び眠りに落ちたい。
センサーライトだと有無を言わせず点灯して、目が覚めてしまいます。
それがイヤ。
就寝後に使用する場所にはセンサーフットライトをつけるのが理想です。
同様の理由で、トイレもやっぱり夜は薄明かりでいてほしい。
眩しいトイレはイヤなんです。
タイマー機能で照度コントロールができる人感センサーがあるなら解決する問題かもしれません。
就寝後だけ10%の照度で人に反応して点灯する。
これなら危険も回避できて目が覚めることもない。
でも、そこまでしなくてもいいかって感じですよね。
我が家のトイレは後付けセンサーでDIYして、夜間照明offのときもほんのり明るくなるようにしました。
いわゆるナイトランプってやつですね。
センサーライトは後付けもできる
夜間ほんのり明るくなってほしい場所のセンサーライトは後付けしました。
トイレと2階ホールです。
2階ホールは夜間トイレに行くときのためにフットライトをつけたいと初めから計画していました。
コンセントさえ設置しておけば、楽ちん&安価でセンサーフットライトは完成です。
私は上のライトによく似たヤツを近所の電気屋さんで購入したのですが、ライトの色が白色でした。
オレンジ色の光が好みなのですが、電気屋さんではシンプルなオレンジ色のセンサーライトが見つけられず、妥協した感じです。
上のライト、オレンジ色ですね…悔しい。
あ、でもこれは常夜灯タイプですね。
私のセンサーライトへのちょっとしたこだわりは別記事にしたいと思います。
トイレには、センサー付きコンセントを購入することで、好みのランプをセンサーで点灯させることにしました。
トイレのコンセントは便器に隠れる位置に設置してもらったので、センサー分離型を使用しています。
コードの処理が少々不格好ではありますが、なかなか気に入ったナイトランプができました。
他に、後付けでセンサーライトをつけたいと思っている場所は階段です。
階段は安全のためにも夜間フットライトが絶対に欲しい場所ですよね。
ただ、階段にはコンセントを設置しなかったので、、、
後悔しています。
電池式を選べばいいだけなんですけど、電池交換がめんどくさそうで、遠くのコンセントから引っ張ってくるかを思案中…。
まだ購入する踏ん切りがつきません。
まとめ
センサーライトにした方が良い場所
- 門灯・玄関ポーチ灯(明暗センサー)
- 玄関土間灯(人感センサー)
- 毎日短時間だけ使用する場所(人感センサー)
センサーライトにしない方が良い場所
- トイレ
- 就寝後に使用する可能性のある場所
暗くて不便・危険と思う場所には、フットライトなどセンサー付きのライトを後付けしましょう。
そのためには、コンセントをジャンジャン設置しておくことをおススメします。
結局コンセントなんですね…。