contents
苔テラリウム
苔テラリウムが人気です。

小さめ容器で机上に飾りやすい。
ジオラマみたいで小さな世界観が楽しい。
ショップで売られているものは、いろんな苔で構成されていて、眺めていて飽きません。
なかなかのお値段しますけれども(;’∀’)
私もチャレンジしてみました。

作品としてはまだまだ奥行きが足りないですが、100均のケースで庭の苔と遊ぶ感じ。
まぁ、満足しています。
ハマったら深い沼になりそうです。
苔界の嫌われ者
苔類代表として?中学校教科書でも取り上げられるゼニゴケ。
でも、ゼニゴケで苔テラリウム作る人ってあまりいません(ショップでは見たことありません)。
なぜか。
・・・可愛くないから。
ベタっと土に張り付くようにして広がる葉(葉状体)がべたべたしたイメージで可愛くない。

無性芽器といわれるカップ(杯状体)があまり(かなり?)可愛くない。
色がさわやかな緑ではない。
さらに、繁殖力が強すぎて、生えて欲しくないのに勝手に生えてくるから、嫌われるようです。
ゼニゴケで検索すると「駆除」というワードが必ず一緒に出てくる状態です。
ジャングル
そんな嫌われ者のゼニゴケですが、、、

これ、ちょっと可愛くないですか?

我が家の西の庭(犬走)のゼニゴケジャングルです。
ブロック塀から家の壁までの50センチの隙間はゼニゴケだらけ(笑)です。
積極的にゼニゴケを保護してみました。奥の日本スズランと、手前のゼニゴケのコントラストが結構お気に入りなんです。
最初は芝生にしていたので、その名残がまだちょこちょこと見られますが、そのうち、芝生は全部抜いて、ゼニゴケのグランドカバーを目指しています。
ゼニゴケには雌株と雄株があり、季節によって傘のようなものが伸びてきます。

これが、教科書とかに取り上げられているのですが、
意外に可愛い。
最初は、ゼニゴケなんて…と思っていましたが、この傘がだんだんヤシの木みたいに見えてくるのです。え?見えませんか??
どうやらゼニゴケには雌株ばっかりのターンと雄株ばっかりのターンがあるようで、4月末現在は雌株のジャングルです。
雄株は少し色あせて、雌株の下の方にひっそりといて雄株のターンを待っています。
ちょっと時期が違うと雄株ばっかりジャングルになったりします。
意外に面白い。
ゼニゴケにもいろいろと種類があるらしく、我が家に生えているゼニゴケの詳しい種類まではわからないのですが、まぁゼニゴケの仲間なのは確実でしょう。
ゼニゴケでグランドカバーができるって、よっぽどジメジメしているんでしょうね。うちの西の庭(-_-;)。
可愛いから、結果オーライ。
東の庭の苔達
一方、東の庭(幅20センチ)です(笑)。

こちらも最初は芝生でしたが、自然に苔が生えてきました。ブロック塀で朝の光はさえぎられて正午前後に日光が当たるだけ。駐車場に車が停めてあるときは車にも日光がさえぎられてしまうので、苔に向いているのかもしれません。
今は芝生をむしって苔を育成中です。グランドカバーまであと少し。
東の庭ではゼニゴケ以外の苔を積極的に保護しています。
苔の種類は詳しくはわからないのですが、スナゴケの仲間とか?ホソバオキナゴケとか??よく見ると3種類くらいのコケが混在しています。
でも、こちらにも当然ゼニゴケは生えてきます(繁殖力すごいから)。
速攻で駆除します(笑)。
だって、ゼニゴケを許したら、ほかの苔が負けちゃいそうですよね。
西はゼニゴケワンダーランドにしたんだから、東は別の奴ら(苔)に譲るべきだと考えています。
まとめ
嫌われ者のゼニゴケですが、群生させると可愛いですよ。
というだけのお話しでした。
ゼニゴケで苔テラリウムを作っても良いのですが、他の苔と一緒にテラリウムに植えるとやっぱりゼニゴケが勝ってしまうようです。ゼニゴケ単体だったら、苔テラリウムにするよりも、地植えジャングルの方がきれいに育つし手間いらずですね。
苔テラリウムの腕が上達したら、あるいは苔の同定に踏み込んでみたら、また記事にしてみたいと思います。
