誤算~⑩ココじゃなかった散水栓とコンセントの位置~

 我が家は最小限の外構ですが、こうしておけばよかった…はどうしてもあります。

外構についてのお話で誤算シリーズ第10回目です。

どうしても後回しになる外構

 家の間取りや仕様を考えるのに心も財布も疲れ果て、外構を考えるころには

なんだかどうでもいい感じになってしまう。

家創りあるあるですよね。

我が家はオープン外構で、庭と呼べるほどのスペースはほぼありません。

外構で考えたことは、とりあえず玄関周辺の目隠し方法と散水栓、コンセントの位置くらい。

 なのに、失敗しています。

いや、だから、失敗かな。あーあ…です。

 駐車場は諸々の事情からコンクリしか選択肢がありませんでした。

空いたわずかなスペースは迷わず芝を選びました。

だってガーデニング嫌いじゃないんです。

だから芝を選んだことに後悔はありません。

失敗は、散水栓とコンセントの位置です。

芝や玄関周辺の目隠しについてはまたの機会に記事にできたらと思います。

散水栓

立水栓はいらない

 標準仕様で散水栓が1つついてきました。

オプションで立水栓にすることもできます。

可愛い立水栓とか、スタイリッシュな立水栓ありますよね。

が、我が家は考えませんでした。

 と、言うのも奥に井戸があるからです。

購入した土地にもともとあった井戸を「埋めましょう」と言われたのですが、

災害時の水利用を考えて、残すことにしました。

まだ記事にはできていませんが、手押しポンプと電動ポンプをつけた

お気に入りの井戸です。

レトロな手押しポンプ

 だから、立水栓は要らないかな、と。

実際に暮らしてみて、何かモノを洗ったりするのは奥の井戸でやりますので、

散水栓はもっぱら水やり用の水栓です。

位置

 散水栓はどこにしますか?

と、聞かれて候補を手前3か所にしぼりました。

井戸があるので、奥には必要ありません。

 散水栓には常にホースがつながれていることが想定されました。

芝や植栽に水をあげるためのホースです。

使用するたびにホースを持ってきてつなぐなんて、できるわけがないからホースはつなぎっぱなしです。

根元はつなぎっぱなしになっている

 と、なると、見た目的にホースが一番目立たない位置を選ぶべきでしょ。

我が家の玄関前の道路は、通勤客で朝と夕にそれなりの人通りがあります。

候補位置2だと目立ちすぎる。

3よりも1の方が、車の影になるから目立たないんじゃ…?

1の方がもしかしたら洗車とかにも使えるんじゃない?

と、言うことで候補位置1に散水栓を設置しました。

 これがまず失敗!!でした。

そこにつけたんですか…?!

 我が家は幅50㎝くらいですが、芝や植栽エリアがぐるりと取り巻いています。

ほっそいエリアですが、水はあげなければいけません。

家の西側のエリア(犬走)の芝に水をあげる時に、

ホースをめいいっぱいのばさないといけません

これがめんどくさい。

そしてどうしても真ん中付近に水が届きにくいのです。

洗車するかも…なんてただの夢でした。(庭での洗車は洗剤が雨水として流れてしまう問題もありますしね。)

水やりを考えると井戸と対角線の位置になる候補位置3にするべきでした。

3だとホースも意外と目立たなかったなぁと、住んでみてから気づきました。

外コンセントは一つあれば十分?

 外コンセントも一つだけ標準仕様でついてきました。

井戸に電動ポンプを設置したかったので、井戸の近くの1につけてもらうことにしました。

2と3はガス給湯器などで勝手に設置されていたコンセントです。

気づけば3つも外コンセントがありました。

 外でコンセント使うのってどんな時??

我が家が想定したのは、井戸の電動ポンプと高圧洗浄機、あとはやりたくなったらクリスマスにイルミネーション?…でした。

ほっこりするお庭イルミネーション…憧れませんか??

高圧洗浄機はそんなにめったに使用しないだろう。

イルミネーションするにしても、玄関などの目立つところよりも奥でこっそりピカピカしてる方が好みです。

だったら外コンセントは、奥の1で十分かな、と考えました。

 暮らしてみたら、意外に外でコンセントが欲しくなりました

電動芝刈り機(バリカン)と電ノコです。

特に電動芝刈り機(バリカン)はぐるりと家周りで使用します。

 玄関側で使いたい時、3の位置のコンセントがあるじゃないかと思いましたが、

3のコンセントはカバーされていて利用できる仕様ではありませんでした(写真右)。

2(写真左)のコンセントは、利用できるのに、残念です。

仕方なく玄関扉を少し開けて、室内から電源を取っています。

 2のコンセントを利用できることがわかっていれば、

井戸のポンプは2のコンセントから引けばいいので

わざわざ1の位置に要らなかったのに…と悔しいです。

そして、散水栓のあたりに標準のコンセントをつければ良かった

3のあたりにも、オプションでつけたら便利だった。

 コンセントについては、勝手についてくるやつ(2とか3)について

事前に外部電源として利用できるかどうかしっかりと確認してから

つける位置を考える方が良いですね。

まとめ

 ほんの少しの芝生と植栽スペースでも水やりと芝刈りは必須です。

見た目よりも水やり導線を考えて、散水栓の位置を計画すべきでした。

外コンセントも思いのほか利用するので、オプションで増やしておくべきでした。

 そうすれば、うきうきガーデニングができたなぁ…というお話でした。

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