誤算シリーズの第3弾は、検索してもあんまり引っかかってこない(つまり多くの人はあまり気にしていない?)玄関の段差についてです。
でも、もしかするとこれが我が家で最大の誤算(後悔ポイント)かもしれません。
我が家の玄関の段差(玄関土間から上がり框上一階床面の高さ)は約25㎝あります。この25㎝が大きな不便を生んでしまいました。そんなお話です。
我が家のその他の誤算シリーズはこちら
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希望の段差は5㎝
旧マンションでは玄関の段差が2㎝程度でした。だからホントは新居でも5cmくらいにしたかったのです。2cmではなく5cmがいいなと思ったのは、旧マンションでは靴についてきた砂が框を超えてホールのフローリングまで越境してくることがあったからです。
5㎝の段差にするためには
ところが、地面から1階床面の高さは通常45㎝以上と定められてるとのこと。地面と床面の高さが近すぎると浸水等の問題があるようです。設計士さんの説明で私が理解した感じでは、
ポーチに階段等を設置してポーチ(屋外)の段階で地面から少し高めにすることができれば、玄関の段差(屋内)は小さくできる
ということらしいです。
マンションの場合だと、たとえ住居が1階だとしても基礎がゴツイため5段程度の階段を上っている状態になるので、地面からは余裕で45㎝以上の高さの玄関土間になっているみたいです。(だからまったく段差のない玄関もあり得るのですね…)
我が家の場合は道路ギリギリまで家を建てるため、ポーチスペースが限られてしまい階段等は設置できそうにありません。ポーチと玄関土間の高さが地面から20㎝です。結果どうしても25㎝の段差になるのだと説明を受けました。
…まぁ昔の家のように玄関の段差が30㎝も40㎝もあるわけでなし、25㎝なら階段1段程度?これくらいの段差ならありか、と軽く見ていました。
スキップフロアを採用した階段の多い我が家です。今更1段増えるくらい大したことないと思っていました。
が、暮らして始めて分かりました。室内の段差と玄関の段差では事情が大きく違ったのです。
段差25㎝の生んだ不便
1.来客時にドアを開けたくない
玄関のドアを開けるときに、当然ですが土間に降りなければいけません。裸足のままドアを開けることができるような工夫は一切しませんでした。つっかけ等を履いてさっと開ければいいやと考えていました。あるいは一瞬のことですから、裸足もありかと。実際旧マンションではそんな感じで裸足で結構開けていました。来客と言ってもほとんどは宅配のお兄さんですから、そんなに気は使いません。
ところが、なんだかピンポンが鳴るとドアを開けたくならないのです。ドアを開けるために玄関土間に降りる、なんかその作業がおっくうなのです。
たった階段1段分下りるだけやのに、なんでや…と考えてみました。
どうやら玄関にあるつっかけを目指してエイっとおりるその一歩がおっくうを生んでいるポイです。
できるだけ足裏は汚したくないので、つっかけを踏み場にしたい。
つっかけはどこだ?あそこか…。エイっ
適当に降りたらいいだけの階段とは違って、目標とするポイント(つっかけの上)が決められていて(しかもつっかけの位置は毎回変わるのでその都度ポイントを目で探して)そのポイントめがけて一歩を踏み出す。
これがとてつもなくおっくう。
旧マンション時代にはそんなこと気にしたこともなかった。
足を乗せるポイントが小さいのがおっくうの原因?
試しに玄関にすのこを置いてみたところ、段差はほぼ変わってないのに、足を出せる範囲が広い面(すのこ)になっただけでこのおっくうさはかなり無くなりました。
我ながら、自分のおっくうポイントを知れて嬉しい瞬間でした。
しかし、すのこはちょっとカッコ悪いっす…(泣)
2.なんだか遠いSIC
3.その他
この25㎝の段差が生んだ不便(玄関に関する誤算)はまだまだあるのですが、長くなってきたので2.3については次回に続きます…。