サイエンスインテリアが好きです。中でもお気に入りのストームグラスの紹介です。
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ストームグラスとは
透明なガラス容器の中に特殊な液体を閉じ込めて、気温や気圧の変化によって結晶が現れるインテリアです。
いろいろな形のものが商品化されています。
中学理科で学習する「再結晶」の仕組みで結晶が現れたり消えたりするのですが、中の液体が混合物なので複雑な姿を見せてくれます。
液体の主な原料としては、溶質に樟脳、硝酸カリウム、塩化アンモニウム、溶媒に水、エタノール。樟脳はクスノキからとれる防虫剤として有名ですね。硝酸カリウム、塩化アンモニウムは学校の実験でもよくつかわれています。
とってもきれいなインテリアなのですが、ガラス製品のため、破損に注意です。もしも破損した場合は、中の液体も高濃度ですので気をつけなければいけません。割れ物なので小さなお子様のいるご家庭にはあまりおススメできませんが、転倒させても少しは安全な木枠付きのものもあります。
我が家にあるのは某通販で購入したこんなストームグラスです。
かわいいでしょ?
ストームグラス自体は大きい方が、結晶の様子が分かりやすくていいのですが、できるだけ子どもたちがぶつかることのない場所にしか置けないので、小さいサイズのものを窓枠に置くことにしました。直径約6.5cmです。
ストームグラスで何が分かるのか
ストームグラスは別名テンポドロップとも呼ばれています。テンポ tempoはイタリア語で「天気」の意味を持つ単語です。
できる結晶の様子で、6~12時間後の天気が予想できるとか言われています。
が、はっきり言って私にはよく分かりません。夏場は結晶がほとんど見られませんし、冬場は真っ白なんてことも普通です。置き場が悪いのでしょうか…?
それでも、きれいだな~とか、今日は結晶が多いな~を楽しんでいます。
毎日違う姿を見せてくれる
tempoには「時間」という意味もあるらしいです。
私的には「天気」よりこっちの方がしっくりくるな~と感じたりもします。見る時々で違う姿に変化して、ゆったりとした時間の移ろいを感じることができるからです。
我が家のストームグラスの最近の様子はこんな感じです。
かわいい。
お気に入りのインテリアって、眺めているだけで満足しますよね。
まとめ
ストームグラスは毎日の暮らしに少しだけ変化を感じさせてくれます。
昨日と同じ今日じゃないんだって、こういうことなんでしょうか(笑)。
「天気」と「時間」を楽しむひとときを大切にしたいと思います。