【推しの一品】ああ、憧れのタオルウォーマー

 ずっと欲しかったタオルウォーマーを昨年の冬に導入しました。タオルウォーマー購入までのお話です。

タオルウォーマーとは

 脱衣所に設置して、電気やガスの力で温かくなるタオル掛けのバーをタオルウォーマーと言います。

イギリスの家庭などに暖房設備の一つとしてよく設置されています。北欧でも家の基本設備の一つのようです。

 バスタオルをかけておくと、ほんのり温かくなる。そんな設備がタオルウォーマーです。

 旅行に行った時に、ほんわかタオルに「おっ」と感心し、タオルウォーマーに惚れ込みました。それからずっと新居に導入したい設備として心に秘めていたわけです。

 別に、お風呂上りにタオルが温かい必要ないわ~と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、タオルが温かいと結構ほっこりします。例えて言うなら、ミルクティーを注文した時に添えられるミルクが適温に温められている感じ。なくてもいいけど、あったら嬉しいサービスです。

脱衣所の暖房にも

 タオルウォーマーのバーが温かくなるので、輻射熱でほんのりと脱衣所も温かくなります。ヒートショック対策にも、少しはなるのかな?という設備です。

 でも、特になくてはならない設備ではないんですよね。

なので建設時に備え付けるのはあきらめて、脱衣所の壁に下地とコンセントだけ設置しておいてもらいました。

新居で冬を迎えるたびに、欲しいな~欲しいな~と思いつつも、なかなか導入することができずにおりました…。

 それでもいつか導入してやろうとリサーチを進め、虎視眈々と導入の機会を狙い続けて、3回目の冬半ばにようやく意を決してポチっとしたわけです。

購入したタオルウォーマー

 我が家が導入したタオルウォーマーは森永TS-K100です。

でも実はリラインス製のタオルウォーマーが欲しかったのです。

ルックスが好き。海外でよくみられるタオルウォーマーはリラインス製だったりして、タオルウォーマーと言えばこっちでしょ、と思い込んでいたこともあります。

リラインス製には横からタオルをサッと差し込めるタイプもあって、こちらが絶対使いやすいはず。

 何が違うって、差し込みやすさやデザインの好みはとりあえず横に置いておいても、バーの数が森永とリラインスでは圧倒的に異なります

温かくなるのはバーの部分なので、タオルがバーに触れている部分が温かくなります。そうすると、バーの多いリラインスの方がタオルがよりホカホカになるわけです。もちろん脱衣所の暖房としての機能もリラインスの方が上。当然パワフルな方が電気代もかかりますので、ランニングコストも上です。

 リラインスはお高い…3年悩んで、森永を購入数することにしました。

 タオルウォーマーって、なくてはならない設備ではありません。確実に贅沢品です。導入に3倍のお値段をだすことも、ランニングコストに4倍の電気代を支払うことにもためらいがあり…我が家にリラインスは贅沢過ぎるかという結論に至りました。

タオルウォーマーいろいろ

 ネットで探せば、実はもっといろいろなタイプのタオルウォーマーも売られています。

中にはかなりお手頃価格が表示されているものもあり、頭を悩ませました。

 でも、口コミが極端に少なかったり、明らかに合成写真が使われていたりする(表示サイズのわりに背景と比べて大きすぎたりする)とポチっとする気にはなれませんでした。

私が最終的に重視したのは、できればバスタオルを広げてかけられるタオルウォーマー

 と、いうわけで、我が家は日本のタオルウォーマーユーザー界隈ではコスパと性能のバランスが一定の評価を得ている森永製TS-K100にしたのでした。

横幅60cmのバスタオルを広げて干すことができます。結構存在感あります。

ガス

 ところで、電気でなくてガス製のタオルウォーマーも存在しています。リンナイのこちら。

我が家は乾太君ユーザーなので脱衣所までガスは通っています。

 だったら最初からガス製のタオルウォーマーに決めておけば、こちらをチョイスすることができました。

ガス製だからランニングコストも悪くないし、ルックスもリラインス酷似でバッチリでした…。お値段は森永とリラインスのちょうど中間帯。心残りがないと言えばウソになる。建てる前のリサーチ不足が悔やまれますね…。

タイマーを後付け

 森永製のタオルウォーマーにはタイマーは付属しておりません。温度調節もできません。on/offスイッチのみのシンプルデザインです。

温度調節機能については、特に必要だと思ったことはありませんが、タイマー機能は欲しかった。だってタオルウォーマーってスイッチを入れてから温まるまでに時間が必要だから。

お風呂を入れるときにタオルウォーマーのスイッチをonにしたら、お湯がたまりお風呂に入り、お風呂から出るころにはバーが温まっているくらいな感じです。なので、そうやって毎日温かタオルと過ごすことはできなくはないです。

 それでも、これでは脱衣所暖房にはなりません。バーの熱がタオルに移るのにも時間が少し足りません。

やっぱりタイマー機能は欲しい!

と、いうことで以前記事にもしました後付けタイマーで24時間自動運転です。

(この記事を書いた時点では「繰り返し運転」は使用しておりませんでしたが、タオルウォーマーには「繰り返し運転」が便利です。我が家は夜7時から4時間の繰り返し運転を設定しています。)

 これで大体お風呂に入る時間帯には温かタオルウォーマーが稼働していて、脱衣所もタオルもほんのり温か。

タイマーの厚みとか、コンセントの向きとか、アースの処理とか、課題はまだまだありますね。

どうして最初からタイマー付けてくれないのでしょう??もともとが北欧製品なので、常時onだから…?ちょっと残念なポイントです。

タオルウォーマーに求めること

こんな風にバスタオルをかけてある写真をよく見かけますよね。

 我が家は基本がバスタオルでの使用ですので、できる限り横幅があって、使用後のバスタオルを広げて干せることが条件でした。そこでTS-K100です。80サイズだったら森永にもリラインスのような白いタイプTS-Mも存在しますが、100サイズにはシルバーしかありませんでした。白い方がタオルウォーマーのイメージに近い…?それでも、横幅を重視して100にしました。

 形は横から差し込めるタイプの方が絶対に使いやすいはずです。リンナイにも横からタイプがあるみたいです。あまり私が好きなルックスではないかな…。

 購入当時森永には横から差し込めるタイプはなく、形は一択。タオルをかけるとき、少しだけ面倒だな~と感じます。でも壁にしっかりと固定されているのでめんどくさがりの私でもバスタオルの抜き差しをそこまで不便には感じていません。(記事執筆現在はTS-Pivotという森永も違う形のタオルウォーマーを販売し始めたようです。)

 スリムかつ移動も可能なタイプのバスタオル掛けを以前は使用していましたが、グラグラするとやっぱりストレスなんですよね。バスタオル掛けが壁に固定されていると、少々乱暴にかけたり抜いたりしても大丈夫!固定することで暮らしのぷちストレスはかなり解消されると感じています。

幅60cmのバスタオルを広げた場合。見た目のおしゃれ度はないけれども実用性は〇。

電気代

 森永TS-K100の消費電力は80W。森永公式HPによりますと、1日8時間稼働させて月500円程度と記載されています。我が家は半分の4時間設定なので250円程度のようです。もしかすると今は電気料金全般が上昇していますのでもう少し高いかもしれません。

でも、ぷち贅沢には悪くない金額ですね。

 ちなみにリラインス製のタオルウォーマーは消費電力300W~650W(公式HPより)ですので、月々の電気代も消費電力に対応して高くなってしまいます。リラインス製は暖房設備と割り切って考えるとランニングコストもうなずける感じでしょうか?

まとめ

 タオルウォーマーはぷち贅沢品ではありますが、温かタオルはQOLを上げてくれます

まだまだ日本ではそれほどポピュラーな設備ではありませんが、気になる方はとりあえず脱衣所に下地とコンセントだけは仕込んでもらっておくことをお勧めします。(コンセントのアースも忘れずに。)

 ただし、後付けでタオルウォーマーを自分で設置するのは、物が重たいのでそれなりの苦労を覚悟しておく必要があります。

記事にはしませんでしたが、我が家も添付のねじを下地にねじ込むことが電動工具のパワー不足で叶わず、少し短めのねじを自己責任で使用して壁に固定しました。

タオルウォーマー導入をすでに心に決めている人は、プロにはじめからお願いする方がいいんじゃないかな~とも思います。

 タオルウォーマー導入を悩んでいる方の参考に少しでもしてもらえればと思います。具体的な使用感などまた記事にしたいなと思います。

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