我が家は住宅会社Aと決別した後、地元の住宅会社である吉永建設で家を建てることにしました。私たちが吉永建設を選んだ理由を説明します。
(続き)大慌てでネットで検索して、たどり着いたのは吉永建設でした。
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吉永建設とは
吉永建設は、販売・工法・設計・施工・定期訪問まですべて自社で一貫しています。快適であることはもちろん、長く安心して暮らせる家づくりへのこだわりから、長期優良住宅、耐震等級3、制震ダンパーを標準仕様としている。スタッフの約半数が女性社員で、家事や育児に多く携わる女性ならではの視点やアイデアが家づくりの細部にまで込められている。
引用元:suumo吉永建設
ダメもとでとりあえず電話をかけると、その日のアポが取れたので、とりあえず話だけ聞きに行こうと電話の10分後には家を出ました。(すでに2020年7月です。子供の転校とういうタイムリミットを考えると、一刻の猶予もありませんでした。)
私達が求めたものは
- 明朗会計(お手ごろな価格)
- 来年3月までにスキップフロアのある家を建てること
この2点でした。明朗会計を一番に求めたのは、住宅会社Aをお断りした理由が不明瞭(不明朗?)な会計だったからです。もちろん手が出る価格でないとお話になりませんので、HPで建売住宅の価格を調査して、ここなら予算内で建ててくれるかもと思い電話をしてみました。
この日は、住宅会社Aと契約直前まで行ったのに契約しなかったこと、理由が不明瞭な会計であったこと、スキップフロアのある家を翌年3月までに建てたいことを説明し、希望の家を建てるためのざっくりとした見積もりを出してもらえるようにお願いしました。
その後、吉永建設のモデルハウスを3棟見学させていただきました。
モデルハウスの中にはスキップフロアのお家!もありましたので、これで大きく気持ちが傾きました。
その後ほどなくして、吉永建設と打ち合わせを開始して今に至ります。(引き渡しまであと半月になりました。)
選んだ理由
私達が吉永建設を選んだ理由は以下の通りです。
- お手ごろな価格
- スキップフロアのある家を建てている実績
- 地震に強い家(耐震等級3と制震ダンパー標準)
- 在来工法
- 自社ですべての工程を施工することができる(自社一貫体制)
- フットワークの軽さ・レスポンスの速さ
- ノコリーユeco標準
地震に強い家
2年前に大きな地震があったところなので、オプションでいいので耐震等級3は最初からつけようと考えていました。制震ダンパーについては住宅会社Aでは「なくても大丈夫です」的に言われておりました(もちろん、つけると価格が上がりますので悩んでおりました)が、早稲田大学との産学連携までしていると聞き、この会社は本気で地震に強い家に取りくんでいると感じました。長期優良住宅以外は建てないという姿勢も高く評価しました。
在来工法
建築には全然詳しくないので、在来工法じゃないといけないとは思っていないのですが、なんとなく安心感がある気がしました。
自社一貫体制
自社にできないことは他社に依頼することになります。設計会社に設計を依頼、外構業者に外構を依頼など色々なパターンがあるかと思いますが、他社に依頼すると当然中間マージンが発生しますし、見積もりを出してもらうのにも住宅会社Aでは時間がかかったりしていました。自社一貫体制だとそのあたりがスマート?!責任の所在もわかりやすいですよね。
フットワークの軽さ・レスポンスの速さ
電話をしたその日にアポが取れて相談までできたこともそうですし、その日のうちにモデルハウスを見に連れて行ってもらえたりとフットワークの軽さが、タイムリミットが迫って焦っている身にはとても嬉しかったです。
さらに、質問事項などをメールするとすぐに返事が返ってきます。そんなのビジネスなんだから当り前じゃない?と思われるかもしれません。でも、住宅会社Aでは返事をもらうのに結構時間がかかっていました。
家創りは初めてなので、こんなものなのか…とその時は半ばあきらめながら返事を待っていました。他社に依頼している部分でどうしても時間がかかってしまったのだと思うのですが、返事を待つ身としてはその時間はとても長く感じました。
その点、自社一貫体制ということもあるのか、吉永建設からのレスポンスはとても速いです。家創りの長い打ち合わせの道のりで、レスポンスの速さはとても大切だと感じています。
ノコリーユeco
これ、ちょっとレアなのかもしれませんが、おふろの残り湯を洗濯に使うための配管ノコリーユecoを吉永建設では標準で採用してくれます。ブログでノコリーユecoの存在を知り、もとからオプションで付けてもらうつもりでした。(配管内の汚れが云々というご意見あるのは承知の上で、私は汚れなんて気にしない派です。だって残り湯ホースだって汚れるのは一緒だし。)住宅会社Aで付けてもらっても2万弱ぐらいのオプションでしたが、最初からついているということは「あ、なんかわかってもらえてる!」と思ったわけです。女性目線を看板に掲げてるのも納得です。ちょっと嬉しいポイントですね。
その他
私たちが住宅会社Aと決別したことを説明した時のことですが、吉永建設はこの住宅会社Aのことを悪く言いませんでした。自社で契約してもらいたいなら、知り得る他社のダメな部分を挙げて自社の宣伝をしてもおかしくないと思うのですが、「あそこはとても良心的な住宅会社ですよ」と評価されていました。その営業姿勢も私たちが吉永建設を選んだ大きな理由になっています。
吉永建設が家創りのすべてにおいて最高だというつもりはありません。弱い部分も当然あります。標準で採用している設備についても、住宅会社Aの方がランクが上だったり、オプションの価格も少し高いなと感じることがあります。
それでも、私達は吉永建設にして良かったと満足しています。
まとめ
私たちは住宅会社Aと吉永建設の2社しか知らないので、どうしても住宅会社Aとの比較、ブログで知りえた知識との比較しかできません。どこで建てるかを選ぶ際に、何を重視するのかはもちろん人それぞれだと思いますが、私的には
気持ちよく打ち合わせのできる会社
を選ぶことが満足のいく選択につながるのかなと思います。
吉永建設と打ち合わせを開始してからおよそ8か月、毎週のように打ち合わせに伺いましたが、とても気持ちよく、そして楽しく打ち合わせさせていただくことができました。スタッフの皆様に感謝です。