【推しの一品】可愛いドライヤ―KINUJO

 髪を乾かすのが嫌いです。

ずっとずっと自然乾燥派でした。

しかし、年を取り、自然乾燥では髪がどうにもまとまらなくなり、

新規にドライヤーを購入したお話です。

購入よりも先にしたこと

 そもそもドライヤーの購入を考え始めたのは5年ほど前です。

椿油

若い頃は、洗髪後の髪に椿油をごく少量馴染ませれば、

あとは自然乾燥でもまとまってくれました。

ワックスやムースは使わず、椿油を長年愛用していました。

 ところが、年とともに髪質が明らかに変化し、椿油が髪に馴染まなくなりました。

翌朝もべったりした感じのままになってしまい、重たく感じるようになりました。

美容師の意見

 そこで、美容師の友人にドライヤーのおススメを相談。

この友人から教えてもらったのは、ドライヤーの新調よりも

正しい乾かし方でした。

写真AC

濡らすことで開いたキューティクルを、温風で素早く乾かした後、冷風で引き締める

ドライヤーを使用する上で常識ともいえる乾かし方を、私はしていませんでした。

だって、ドライヤーは熱で髪が痛むので極力使わないようにしていたから。

 友人に力説されたのは、熱で髪が痛むのは乾いた髪に熱を加えた時だということ。

濡れた状態だと水が蒸発するまで100度を超えないのだと言われて、

なんだかとても腑に落ちました。

 科学的に真実なのかは分かりませんが、私はこの説明で納得し、

まずは手持ちのドライヤーできちんと乾かしてみることにしました。

そうすると、キューティクルが整ったのか、ちゃんとまとまるようになりました。

時短のために

 髪はまとまるようになりましたが、今度はドライヤーで濡れた髪を乾かす時間が

もったいなく感じるようになりました。

写真AC

そこで大風量のドライヤーを検討しました。

なかなか好みのものが見つけられず、悩んでいたのですが、あるとき

気分転換に髪を切りました。

すると、髪を乾かす時間が半減!

ドライヤーを新調する必要がなくなりました。

そうして、結果10年ほど昔に適当に買ったドライヤーを使用し続けていたわけです。

これの昔のヤツをずっと使っていました。

KINUJO

 ドライヤーは冬に欲しくなります。

きっと寒い冬に髪を乾かすのが嫌いだからでしょう。

また、ドライヤー熱が高まり、とうとう購入したのがこちらです。

お値段は上記テス〇ムの10倍ほどです。

私にとって、初めての高額ドライヤーの使用感をお伝えします。

外観の好み

 KINUJOを選んだ一番の理由は、モカ色が可愛かったから。

いまどきのくすみカラーですよね。

そもそも外観はシンプルで、あまり大きくなく、軽いモノで大風量を探していました。

私はあまりメカメカした外観は好みではありません。

大きすぎるのも✖です。

候補に挙がった上記4機種はどれもシンプルで悪くない感じですが、

折りたたむことができません

それゆえ、収納したいところに収納できないなと思いました。

 KINUJOは独特な折りたたみスタイルで、そこにも魅かれました。

 折りたたむ時は、気をつけないと逆さまに折り曲げてしまいそうになりますが

折りたたんだ姿もコンパクトで気に入っています。

 口コミを見ると、KINUJOは音がネックだと書かれています。

私は実店舗で実際に動かしてみて、我慢できる音かどうかを確認してから購入しました。

決して音は小さくありません。

風力を最大にすると、若干高めの音がグォーとそれなりにします。

モードを変更すると、キィ~ンと感じる音もします。

音には感じ方や好みがあると思いますので、ここは実店舗での確認をおススメします。

重量感

 KINUJOの重さは363g

他の候補と比べても軽量です。それも決め手になりました。

 が、実際に使ってみると、そんなに軽く感じません

手首はやっぱり疲れます。

以前のドライヤーが435gなので、だいぶ軽くなっているはずなのですが、

実感としては重くなったようにも感じます

重心の問題でしょうか…??

コードが硬い

 こちらも口コミでよく見られたもの。

コードが硬いのです。

口コミで読んでいた分には、コードなんてどうでもいいやんと思っていましたが、

確かに硬い。

そして、硬いので取り回しに不便です。

収納する際にもコードが結構邪魔です。

コードの重量も重たく感じさせている原因かもしれません。

風量

 風量は3段階で切り替え可能。

スイッチを入れると中の風量が最初から設定されているようです。

中で、以前のドライヤーをターボにしたときと同じくらいの風量です。

強にすると、初めて使ったときはおッと思うくらい強くなりました。

ただし、音も大きくなる

そして、吹き出し口が小さいため、KINUJOの風はピンポイントに当たります。

頭全体に風がかかることはないので、そこも要注意です。

でも風量は明らかに強くなりましたので、乾かす時間は短くなりました

冷風スイッチ

 KINUJOに決めたポイントの一つに冷風スイッチもあります。

ボタン一つで冷風が出てきます。

押している間だけ冷風。

以前のドライヤーはスライドスイッチで温冷切り替えだったので、

スライドさせるときにコツが要ったり、スライドさせ過ぎて冷風にならなかったりと

ぷちストレスでした。

ボタン押すだけは、私に合っていました

 うん、冷風に切り替えやすい。

モード

GLOSS

全体が乾かせたら、ブローはGLOSS MODEに。
ツヤを出しながら、くせを伸ばす最適な温度・風量で、毛先までまとまるうるツヤ髪に。

SCULP

低温風設定で優しい風が髪と頭皮を保湿し、乱れがちな短い毛を抑えながらキューティクルを引き締め、健康的な髪に導きます。

SWING

美容サロンの動きを自動で再現。K I N U J O 独自技術「シルクセンシング」で、温風と冷風を自動で切替え、髪を熱ダメージから守ります。

https://www.kinujo.jp/products_dryer/

上記3つのモードをボタンを押すことで切り替えられます。

swingモードにすることで、温冷が自動に切り替わるんだったら楽ちんじゃん、

と思いましたが、温冷切り替えながら乾かすと髪には優しいけれど

当然時間がかかることに気が付きました。

 私は通常モードの強風でときどき冷風にしながら髪を8割がた乾かした後、

glossモードで仕上げています。

スイッチを入れた後のボタンを押す回数と乾かす時間のバランスで上記の方法に

落ち着いています。

遠赤外線がとか、マイナスイオンがとか、

モードによる"うるツヤ"を実感しているかと言うと、

正直よくわかりません。というか、大して興味が無いです。

まとめ

 いろいろと書きましたが、まとめると

可愛い

です。

可愛いのが気に入っているので、満足しています。

 コスパ的にどうかと言うと、10年壊れずに使用したと考えると

年間3千円弱

こんな風に考えると、ありとあらゆる家電がそんなに高くないと思ってしまいます。

ヤバい考え方ですね。

そう考えると、3千円弱で10年間使用した以前のドライヤーは

そこそこ軽くてそこそこ風量もあった、超優秀なドライヤーだった気がします(笑)。

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