住み始めて3年、少しずつ動き始めた小さな庭の植物の紹介です。
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我が家の外構
緑の庭にあこがれて、駐車場のためコンクリを敷いた部分以外は芝生あるいは土にしてもらいました。お庭でガーデニングしたかったのです。
庭と言っても、面積なんて本当に小さなものです。いや、普通は庭とは呼べないような家の周囲のスペースを私が庭と呼んでいるだけです。家の周囲ぐるりの幅50センチ程度の庭です。
それでも、植物をプランターや植木鉢ではなく地植えできるって戸建てだからできること。
ずっと憧れていたんです。
住み始めて3年。すくすく育ってきてくれている植物もあれば、消えてなくなった植物も数多くあります。消えてしまう植物たちは、我が家の庭(方角、日当たり、水事情)と相性が悪かったとあきらめて、放任しているにもかかわらず何とか成長してくれている植物たちを週末に愛でています。
我が家のそんな植物たちを少しずつ紹介していけたらと思います。
南の庭・シンボルツリー
シンボルツリーを何にするのか、結構大きな問題ですよね。
外構打ち合わせでは、シンボルツリーを何にしますか?と聞かれたりします。でも、我が家は芝生以外の植栽は外構では何一つ依頼しませんでした。予算の面で外構費用はできる限り抑えたかったのもありますが、家のことで頭が疲れ果てて、植栽のことまで考えられなかったという方が大きいです。
好きな植物を自分たちで後からゆっくり探して購入して植えたらいいか、というスタンスです。
ところが、シンボルツリー決めは難航しました。
玄関先で我が家の顔になるもの…と思うとなかなか決めれないわけですよ。
オリーブやシマトネリコは丈夫で育てやすそうですが、ご近所に既にシンボルツリーにされてる家がありましたので候補からは早々に外れていきました。
目隠しのためある程度の高さが欲しい?落葉樹だと落ち葉の処理が大変?大きくなりすぎる樹だと土の面積が小さすぎるから無理?日当たりや水やりは…??実がなる植物も面白い??
などなど、選択肢が多すぎると決めきれないし、植えたい場所と相性が合っているかは素人なのでよく分かりません。
植物の専門家にいくつか候補を絞ってもらえる方が良かったかな?と思ったりもしました。
シルバープリペット
住み始めて半年以上経ってから、ようやく決めたシンボルツリーはシルバープリペットです。
近所のホームセンターで購入しました。
丈夫そうだし、斑入りの葉の色味や雰囲気も好みです。ご近所ともかぶっていなさそうだし…ということで植えてみました。
お花も咲いて、順調に成長している…と思っていたのです。
が、1年で消えてしまいました…。ガーン。
シンボルツリーが消えるなんて、かなり残念でした。消えた理由はおそらく下草として植えた植物に負けた感じです。そ、そんなぁ…ですよね。
ロータスブリムストーン
シルバープリペットだけでは寂しそう、といくつかの植物を下草としてシルバープリペットの足元に混植してみました。
適当に混植…この辺りが素人の所業なんでしょうね。
このロータスちゃんはさわやかな葉の色、新芽は花みたいにも見える。かなりかわいいお気に入りなんです。
でもモリモリモリモリ成長して、もはや下草ではなく低木となりメインのシルバーちゃんを打ち負かしてしまったようです。強い…。
写真がなくて申し訳ないのですが、現在わさわさモサモサしています。増えすぎた枝を使ってクリスマスのリースのようにすることだってできます。
でも背は高くならないので、ロータスちゃんはシンボルツリーというには物足りないわけです…。
ポップブッシュ(ドドナエア)
3年目の秋に新たにシンボルツリーとして迎え入れたのは、冬季の赤い葉っぱが印象的なポップブッシュ(ドドナエア)です。
こちらもホームセンターで購入。
ロータスブリムストーンに負けては困るので、ロータスブリムストーンを半分くらいに強剪定してから11月に植えつけました。
植えつけてから寒い季節しか過ごしていないので、うちの庭と相性が合っているのかまだまだ不安でいっぱいですが、先日よく見ると花芽?新芽?のようなものが見えました。ちょっと安心?
でも前述したシルバーちゃんは花を咲かせた後に消えてしまいましたのでまだまだ油断はできません。
無事に育ってくれますように。
こんな感じで、3年経っていまだにシンボルツリーが定まっておりません。それってちょっと情けない感じがしますよね。植物って日当たりや土質に相性がありますし、根付くには時間がかかります。一年目はうまくいっているように見えても次の年はダメなこともしばしばです。うちの南の庭は日当たり抜群なので、素人的には植栽がそんなに難しいと思っていなかったのです。日当たりが良すぎて、ダメなんでしょうかね…。難しいです。
シンボルツリーだけは、外構業者に依頼して専門家に選んでもらうのが無難かもしれません。
西の庭・球根で花畑
西側の庭はお隣さんとも近いため、西日が数時間当たるだけの結構厳しい環境です。
最初は芝生にしてもらいましたが、芝刈り用のバリカンを使うのもコンセントから遠く、また日当たりのせいか芝生の成長も東や南に比べて明らかに劣るので、芝生の手入れはあきらめました。
そこで西の庭には家の壁に沿っていくつか球根を植えてみました。季節のお花を楽しめたらと思っているのですが、まだまだ完成にはほど遠い現状です。
そろそろこんな色のムスカリが咲いてくれるはずなのですが…今年は無理なのかな?
ゼニゴケ天国
花畑を目指したい西の庭ですが、ある時気が付けばゼニゴケが生えておりました。コケ界の中でも嫌われ者のゼニゴケです。どうしようかなぁと思案するうちに、あれよあれよとゼニゴケが広がり、今や一大ゼニゴケ天国が形成されてしまいました。
中学理科の教科書にも出てくるゼニゴケですが、こんなにしっかりと観察したことは今までありませんでした。
最近は雄株のターンのようで傘のようなものがあちこちにたくさん生えてきています。写真中央付近の茶色いヤツは雌株です。ちょっと前には雌株のターンがあり、雌株のジャングルみたいになっていました。何だかおもしろい。
余り賛同してもらえないかもしれませんが、庭の一員だと思って眺めてみるとゼニゴケって意外にかわいいです。
ゼニゴケの魅力については、今度また記事にまとめたいと思います。
まとめ
3月になると気温が低くても、春だなと思いたくなります。
我が家の庭ではまだまだ花は咲いてくれませんが、植物たちは春に向けて確実に準備を進めてくれている気がします。
春が待ち遠しいですね。