我が家はLDKではなくDK+L。
ダイニングキッチン(DK)とリビング(L)を分けると
意外に良かったというお話です。
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LDKとは
リビング(L)とダイニング(D)とキッチン(K)でLDK。
LDKを少し広めの空間に仕切りなしで設置するのが
今のメジャーとなっています。
家族全員が集うLDK。
キッチンで料理や後片付けをする人が
リビングで遊ぶ子どもたちと同じ空間にいられる。
家族の一体感を強めるイメージ=LDK。
LDKしか勝たん、勝手にそう思っていました。
DK+Lは古い
中古マンションや一戸建てのチラシを見ていると
築年数が経っている家はLDKではなく、DKやK独立。
リフォームやリノベーションで広々LDKに改築しましょう…
そんなイメージありませんか?
実際に私の祖母宅(築50年田舎の日本家屋)は
DK(ダイニングキッチン)とL(リビング)が別でした。
私の実家はK(キッチン)独立で
L(リビングというかコタツ机)でご飯を食べていました。
なのでLDKと言うものにずっと憧れていました。
でも今は、LDKに固執しなくてもいいんじゃない?と思うようになりました。
DK(ダイニングキッチン)とL(リビング)を分ける間取りは
本当に古臭い間取りなのでしょうか?
我が家がDK+Lを選択した理由を説明します。
注文住宅にするなら、ぜひDK+Lも検討してみてほしいです。
リビングって?
私は、TVのある空間をリビングと呼ぶと思うのです。
TVの前に家族が集いくつろぐ。
それがリビング。
TV番組という媒体はもはや廃れつつあるとも感じますが、
それでもやっぱり家電製品としてのTVは根強い人気があり、
リビングにはTVを置きますよね。
団らんの形
TVが目の前にあると、TV見ちゃいますよね。
とにかくつけておいて、情報を得たり、楽しんだりしますよね。
食事時にみんなで同じTV見ながら、
TVの話をしながら食事を取る。
実家でずっとそうしてきましたし、結婚してマンション時代もそうでした。
ダイニングテーブルからTVが見えるように配置して
TV見ながら食べる。
それが家族団らんの形でした。
でも、ある時事情があって
1か月間TVのない家に家族で住んだんです。
そしたら、食事時に見るものがないので
今日学校であったこととかを
家族で話しながら食べるようになりました。
家族の会話くらい、TVあったってしてました。
でも、明らかに会話の時間が増えたんです。
あれ??
家族の会話増えるの、良いんじゃない??
食べるとき、TV無い方が良いんじゃない?
って感じるようになりました。
ダイニングを中心に
家の中心は当然リビングだと思いませんか?
でも、最近はダイニングが中心だと思うようになりました。
会話をするのは圧倒的にダイニングだからです。
リビングは、家族でTV見ながらゴロゴロ寝ていることが多いです。
くつろぎ過ぎて会話しないんですね(笑)。
我が家の間取りを考えるときも、
南向きの一番明るい場所をダイニングにしました。
ダイニング中心に間取りを考え、
リビングは北側に配置しました。
くつろぐのは大体夜だし、明るい必要ないか、と思うからです。
そして、
ダイニングにTVは要らない
という考えから、LDKで一つにまとめるのはやめて
DK(ダイニングキッチン)とL(リビング)を
切り離すことにしたわけです。
暮らしてみると
私は基本ずっとダイニングにいます。
TVや映画を家族で見るときに、ちょっとリビングに行くかなと言う感じ。
子どもたちは基本リビングで遊んで、
私に用事のある時と食事の時にダイニングにやってきます。
この距離感が心地よいと感じています。
我が家はスキップフロアを採用していますので
ダイニングとリビングの間に壁はありません。
切り離したと言っても、緩やかにつながっています。
これは我が家特有の事情で、
普通にDK+Lにしたら別の部屋になり壁で隔てられます。
でも、壁があってもきっと心地よさはそんなに変わらないと思います。
今の我が家には、DK+Lがちょうどいい。
そう感じています。
家族の成長とともに
子どもの成長段階によって団らんの最適な形は
異なるでしょうね。
子どもたちがホントに小さいころに、
目の届かないリビングで安心して遊ばせることはできません。
我が家は子どもたちがある程度大きくなっていて、
勝手に遊んでくれて危険がない、
会話もたくさん楽しめる、
そんな年齢だからこそ、DK+Lのこの形がちょうどいい。
もしかしてもっと子どもたちが成長したら、
また別の形が良くなるかもしれません。
家の最適な形って、そうやって移ろいでいくものなのでしょうね。
まとめ
食事時にTVを見ないで会話をしたい。
そのためにはDK+Lの間取りがおススメです。
お子さんの年齢や家族の団らんの考え方で
最適な間取りは大きく異なると思いますので
こんな考え方もあるんだな、くらいに受け止めてくださると
嬉しいです。