共同購入あかんかった。

 太陽光を導入するきっかけとなった共同購入。

途中まで話を進めていましたが、最終的に共同購入はやめました。

その理由についてのお話です。

共同購入と市の補助金

 そもそも家を建てる段階では太陽光発電には興味がありませんでした。

いや、興味がないというよりも、太陽光にお金をかけるよりも、

もっと別の部分を優先したかったわけです。

 家を建てて2年ほどして、防災対策としての太陽光発電が

気になり始めました。

電気代もモリモリ上昇しましたし、少しでも電気代を少なくしたい。

 そんなタイミングで、共同購入の募集がありました

市が実施している共同購入なのだから、安心感があります。

みんなで購入することにより、お得になります。

さらに、市の補助金(太陽光・蓄電池)もあると知り、

申し込まない理由が見つかりませんでした。

 太陽光と蓄電池、セットで導入してみよう。

 8月に登録し、9月に現地調査、10月に見積書が上がってきました。

共同購入のデメリット

 メリットばかりの共同購入、かのように思われましたが

やはりデメリットはありました。

たくさんの人が同時期に同じ会社に頼むことです。

共同購入ってそういうことだから、当たり前ですよね。

でも、これがデメリットでした。

レスポンスが遅い

 たくさんの人が同時期に頼んだら、当然日程調整にも手間取ります。

見積もりが出てから、打ち合わせ(商談)に入るまでにも

さらにひと月がかかり、11月になりました。

 11月の打ち合わせですんなり契約できれば良かったのですが、

疑問点があり、質問のやり取りをメールでしていたのですが

この疑問に答えていただいている間に年末になってしまいました

 この時点で、補助金の申請締め切り(翌年の1月末)までに

契約できるのか、だいぶ不安になりました。

パネルの枚数と方角

 疑問点は、最初の見積もりでいただいたパネルの乗せ方の図でした。

 我が家の屋根は南東と南西に向かう切妻屋根です。

南東側が大きく、南西側は南東側の半分の面積しかありません。

だから、最初にこの図を見たとき南東側の屋根だけに

10枚パネルが乗っているのだと思いました。

3.4kWしかパネルは乗らないのかぁ…ま、小さな家だからそんな物かな。

 ところが、質問をすると南東と南西に均一に乗せた図だという返答。

図の赤い部分にだけパネルを乗せた図だそうです。

ご希望なら青い部分にも乗せることはできますよ、という返答でした。

青い部分にもパネルを乗せたら3.4→5.1kWになるそうです。

 どうして青い部分に始めから乗せないのかな?

均一に乗せた方が屋根への負担が少ないのかな??

たくさんパネルを乗せた方が実はコスパが悪いのかな???

 この質問に対する返答をいただくのに、およそ1か月かかりました。

なんだか…な

 ま、要するに業者側で図面を間違えていたようです。

改めてよく見ると、屋根の寸法も我が家のものとは異なっていました。

 この図も、窓の形が我が家のものではありませんので

屋根の形がよく似た別のお宅のものでした。

 間違ったなら間違ったと言ってもらえたらそれで良かったのに、

「ご希望ならこういう風にもできますよ」みたいに

ミスを認めずサラッと修正してくるのってどうなんでしょう?

 また、パネルを増やした場合の見積もりは、

お願いしていた蓄電池が入っていない見積もりだったりして

なんだか…な…と思うようになったわけです。

 我が家がたまたま悪いくじを引いただけだと思うのですが、

共同購入でたくさんお客さんがいるから、

  こうなってしまった気がしてしまいました。

結局最後は

 もう年末です。

このままモヤモヤしながら共同購入で契約するのでいいのかな…?

決してお安い買い物ではありません。

相見積もりをしてみよう、と吉永建設にお願いしてみました。

 年明けすぐから現地調査、見積もりと素早い対応。流石です。

共同購入と同じ製品を使った場合の見積もりと、

他社の製品の場合の見積もりを出してもらいました。

 どちらの見積もりも、共同購入にはやっぱりかないません

15%以上、お高くなりました。

 それでも、こちらの質問には誠意をもって答えてくれる。

疑問点は丁寧に説明してくれる。

 ああ、これだよな…と思いました。

 太陽光発電を導入すると、その会社とはメンテナンスを含めて

最長25年くらいのお付き合いが必要になります。

そんなに長いお付き合いは、やっぱり信頼できる会社としておいた方が

後々安心出ると思いました。

契約から導入まで

 吉永建設に見積もり依頼してから補助金の申請締め切りまでは

1か月もありませんでした。

それでも無事契約を交わし、補助金申請の手続きをすることができました。

 導入のきっかけとなった共同購入は利用できませんでしたが、

市の補助金だけでも受け取ることが出来そうで一安心です。

 太陽光発電を導入するためには、色々な手続きがあるらしく、

その後我が家に太陽光発電と蓄電池が設置されたのは

9か月後の10月でした。

 共同購入に登録してから、1年と2か月もかかりました。

日本各地で共同購入が実施され、電気代の高騰、

環境への意識の高まりも後押しして人気となり、

太陽光発電と蓄電池の設置には結構な時間が必要のようです。

 導入に関して、蓄電池の容量など悩んだポイントをまとめた記事はこちら→。

 契約から設置まで、吉永建設にミスがなかったわけではありません。

それでも、日々の丁寧なやり取りから信頼して色々とお任せをしています。

今は補助金申請の最後の段階ですが、手厚くサポートしてくださっています。

感謝感謝です。

まとめ

 共同購入だとお得に購入することができます。

でも、少しでもモヤモヤするようなことがあった場合は、

他の会社で購入することも検討してみたらどうでしょう?

 共同購入では、最初から業者も導入する製品も決められています

ある意味悩む必要もなく金額もお得。

でも、やっぱり業者も製品も選ぶことができないっていうのは

デメリットかもしれませんね。

金額よりも信頼関係…と改めて実感した太陽光導入でした。

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