誤算~⑪ペンダントライトの落とし穴~

 ダイニングはペンダントライトでおしゃれにしたい。しかし、そこには思いもよらない落とし穴があったのでしたというお話です。

ダイニングはペンダントライト3灯

 ブログ等で見かけるおしゃれなダイニングは、ペンダントライトの3灯吊り。

写真AC

我が家もマンション時代からペンダントライトにはしていましたが、1灯吊りでした。

1灯吊りも悪くなかったけど、新居ではちょっと気分を変えたい。

3灯吊りをしてみたい。

悩んで悩んで決めたペンダントライトはコレです。

 統一感を出すために、ダイニング横にお揃いのブラケットをつけてもらいました。

 可愛らしい水色のステンドグラスでできたこのライトは、

点灯させると水色→淡いグリーンと色を変えるのもお気に入りのポイントです。

ダクトレールは後付けで

 多灯吊りで活躍するのがダクトレールです。

ダクトレールを天井埋込してもらえば、スッキリした天井にできます。

ダクトレールにしなくても、天井から灯体直付けで設置してもらうこともできます。

ダクトレールの直付け 天井埋込してレールを見えなくすることもできる 写真AC

 我が家の場合、ダクトレールの天井埋込は費用の面で消えていきました。

そんなにすごいオプション価格ではないですが、照明を決定する打ち合わせ後半、

費用は少しでも削りたかったからです。

 灯体の直付けは費用面ももちろんのこと、気分が変わって別の照明にしたくなった時、自由が利かないのでやめました。

我が家の照明プランは、ダウンライト以外はすべて引掛けシーリングです。

 我が家の照明プランについてはこちら。

 引っ掛けシーリングにしておけば、ダクトレールが嫌になったら取り外せばOKです。

引っ掛けシーリングは費用面でも、飽き性で照明を変えたくなる人にもおススメです。

天井は野暮ったくなってしまいますけどね。

引っ掛けシーリングタイプのダクトレール 天井元の白い円の部分が野暮ったい…? 写真AC

 と、言うことで、ネットでダクトレールを購入しました。

 後付けダクトレールは直付けや埋め込みに比べると天井付近がごちゃついてしまいます。

また、ホコリだってつもります。

 それでも、直付けしてしまったらできない自由さがあります。

好きな角度に変更できる。

 我が家は時々ダクトレールの角度を90度変更させたりします。

角度変更の理由はダイニングテーブルとの兼ね合いです。

いつもは壁付けにしているダイニングテーブルですが、

壁付けダイニングテーブル

来客が多数ある場合など、ダイニングテーブルの向きを変えてぐるりと囲めるようにします。

来客が多数ある際の
ダイニングテーブル

ダクトレールもテーブルに合わせて角度を調節できます。

ばっちりです。

落とし穴

 ところが、ダイニングのペンダントライト3灯吊りには思わぬ落とし穴がありました。

頭をぶつける

 ペンダントライトが1灯のときには気づかなかった落とし穴がこれです。

3灯を吊る場合、低めに吊ることが多いですよね。

食事を美味しそうに照らすペンダントライト 写真AC

低めに吊ると、イスを引くときとか立ち上がるときに頭がぶつかるのです( ゚Д゚)。

かなりの確率で当たります

 ここで大切なのが、ダイニングテーブルの大きさです。

140㎝のダイニングテーブルのときにはしょっちゅうぶつかりました。

160㎝のテーブルを購入したら、ぶつからなくなりました。

なるほど。

 3灯吊りには大きなテーブルが必要ということですね。

まぶしい

 頭にぶつからないように、少しペンダントライトを高めに設置しました。

ダイニングテーブルで鍋や焼肉をするときの為にも、低すぎるのは実用性が低いですよね。

ところが、

 高くするとまぶしいのです。

まぶしいやんけー!!!

中の電球が直接目につく。

もっと電球の下までカバーがないとまぶしいです。

この写真のようにの長めのカバーがあれば、少々高い位置に吊ってもまぶしくないかも。

 でも、我が家のライトくらいのカバーの長さって普通じゃないですか。

なのにまぶしいって…。

まぶしくない位置まで下げてくると、頭にぶつかります。

イライライラ。

まぶしくなく、頭にもぶつかりにくい、微妙な高さを狙います。でも、

大人にはまぶしくなくても、子供にはまぶしかったりします。

そ、そんなぁ…

要注意ポイントです。

暗い

 これも、ライト選びで変わってきますが、ダイニング用の照明器具は

ムードを出すために案外暗めのものが多いです。

ムーディーな食卓 写真AC

我が家のライトは60W相当×3です。

3つで180W相当。

美味しそうにムーディに食事をとるには良いですが、

ダイニングテーブルで勉強とかをするには不向きです。

むむむ。

鍋や焼肉をすると

 ダイニングテーブルで、鍋や焼肉、しますよね。

調理中のゆげや煙がそのままライトに入り込みます。

絶対に油まみれコース。

大掃除で泣きを見ます。

おしゃれと実用性のはざまで…

 そういった意味で、ダイニングテーブル上には、煙などが入り込まないタイプの

完全カバーされたデザインのライトを選んだ方が良いと思います。

でも掃除のしやすさで選ぶと、かなり選択肢が無くなります。

 完全カバーで気に入るデザインがあるかどうかですね。

対策

自作カバー

 これは棚からぼた餅でしたが、某カレー屋さんでもらったプラスチック製のコースターがジャストフィットしました。

両面テープで取りつけました。

まぶしくなくなり、チラ見えするキャラクターに子どもたちは喜びました。

 もうこれで良いです(笑)。

スポットライト追加

 ダクトレールにスポットライトを追加しました。

3灯吊りの見た目をできるだけ損ねることなく明るさをカバーです。

アレクサと連動して、電球色にも昼光色にも調整できます。

これで、ダイニングで勉強する際もばっちりです。

スマート家電の便利さが少しわかってしまいました。

煙防止カバー

 焼肉をする際だけ、煙防止カバーをつけることにしました。

スーパーの袋です(笑)。

でも、意外に光が広がって、柔らかな雰囲気になります。

光って面白いですね。

まとめ

 ペンダントライト3灯吊りはおしゃれになった気がします。

デメリットは、ぶつかるまぶしい暗い油まみれ

でも、それなりに対策することでクリアできるデメリットですので

3灯吊りしてみたい方はそれぞれで工夫してみてください。

 飽き性さんは、ダクトレールは後付けをお忘れなく。

そんなお話でした。

にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 注文住宅(施主)へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です