大満足~やってよかったこのポイント~①階段

 なんだか誤算ばっかり書いていると、まるでこの家が気に入っていないみたいな気がしてきました。吉永建設と力を合わせて考えに考えたお家ですので、もちろん大満足ポイントもたくさんあります。

と、言うことで満足シリーズも書いていきたいと思います。

誤算シリーズはこちら

満足第一弾は階段のちょっとした工夫です。

我が家が行った階段の工夫

1.腰壁は無くしてひな壇状に

 我が家の1階にある階段は2か所。

リビングに下りるピンクの階段。2階に上がるグリーンの階段。

ともに腰壁を無くしました。

ひな壇状のメリット

ピンクの階段
1.広くなる

腰壁を無くすことで、壁の分だけ10㎝程度階段が広くなります。

2.解放感

視界が広がり解放感が得られます。

3.斜めに突っ切る

階段を斜めに使用することができるようになります。ピンクの階段はダイニングへのショートカットを可能にしてくれました。

この斜め使用はリビングからダイニングに行くたびに活用されています。とても便利。

椅子として活用

 ピンクの階段は、スキップフロアのメインとなる階段ですので、さらに通常の階段の幅よりも1.3倍くらい幅を広くしてもらいました。

すると、どうでしょう。この階段を椅子として活用することが多くなりました。

私は実はほとんどリビングには降りません。この階段に腰かけてリビングにいる人と会話をします。

リビングにあるTVを見るのも、この階段に腰かけて…が私の定位置です。

幅広にしたことで、私が座ったままでも横を通りぬけて階段を使用することができます。リビングにいる子どもたちがトイレに行くために、しょっちゅうこの階段をかけ上がっていますが、いちいち避ける必要もありません。

幅広にして良かった。

物が置ける

 グリーンの階段は玄関入ってすぐの位置にありますので、荷物のちょっと置きに活躍しています。

ひな壇にしたことでちょっと置きにとても便利

帰宅したらカバンを階段に置いて、マスクを外し、手を洗う。

外出時に忘れたくない荷物も、階段にちょっと置いておけば、さっと持って出ることができます。朝は子どもの水筒が置かれています。忘れ物防止に役立っています。

2階に持って上がりたいけど、後でいいや、って物(多くの場合は1階で使用した洗濯したいタオル類)もとりあえず階段に置いておけば、何かの用事で2階に上がるときに目につくのでついでに持って上がれます。

 階段に色々なものが置かれている状態は(見た目は全然美しくないけれど)便利便利。

とりあえず置いて手を洗うことができる

2.階段の段差はできるだけ小さく

 階段の多い我が家ですので、1段の段差(蹴上と言うらしいです)をできるだけ小さくしてもらいました。

ピンクの階段は頻繁に使用するので蹴上17㎝弱です。

 この段差(蹴上)のおかげか、リビング⇔ダイニングの行き来で階段を5段昇り降りしていますが、あまり階段を意識していません。

 ピンクの階段の段差(蹴上)が小さいことで、リビング⇔ダイニングの行き来では確実に恩恵を受けていると思います。

グリーンの階段は蹴上21㎝弱です。

 グリーンの階段は結構普通の段差ですね。このままロフト(3F)まで続く階段となるので、できれば20㎝以下の段差にしたかったのですが、段差(蹴上)を小さくすると段数が増えます。(つまり階段の面積が大きくなります。)

床面積をそんなにたくさん階段に充てていられません。

苦肉の策として1階のキッチンダイニングの天井高を2200と低めにしてみました。

天井高が低くなれば、階段の段差(蹴上)を小さくできますよね。

それでも踊り場との兼ね合いもあり、最終的には「できるだけ低めで」という形で具体的な数値はお任せでお願いすることにしました。

この記事を書くまで、実はグリーンの階段の段差は20㎝だと思い込んでいました。

測ってビックリ!20㎝超えてました(笑)。

建てるときは、20㎝を切らないと昇り降りが大変だと思い込んでいましたが、20㎝超えても意外に平気なんですね。

また、

 同じ家の中の階段で段差(蹴上)が異なるのは、つまづく原因になるのではないか

と心配もしましたが、全然大丈夫でした。

 我が家を訪れた人もきっとグリーンとピンクの階段の段差(蹴上)が違うことに気づいていないんじゃないかと思います。あ、そもそも来客はプライベート空間の2階にはそんなに上がらないから気づかないだけかも?

3.踊り場は2段に

 踊り場を3段にすることは避けました。踊り場を3段にすると内側の鋭角の部分が踏みづらくなり、足を踏み外しやすくなるそうです。子供たちがツルっと踏み外して落ちていく姿が容易に想像されました。

3段の踊り場 外側に手すりがあるとまだ安全? 写真AC

 本当は一番安全性が高い1段の踊り場を希望していました。(住宅会社Aと間取りを検討しているときは実際1段の踊り場でした。)そういえば学校や公共施設では必ず1段の踊り場になってますよね。安全性を考えたうえでそうなっているんですね。

1段の踊り場 写真AC

 でも、踊り場の段数を少なくすると、その分どこかで段数をかせがないといけません。つまり階段として使用する面積を増やさないといけません。我が家の場合、間取り上もう階段には面積がとれなかったので、なんとか2段(60度30度)でお願いしました。

 2段の踊り場にする場合は45度45度という割り方もあるみたいですね。

我が家の踊り場 
60度の広い段と30度の狭い段で2段になっている

 

 踊り場は、もしも足を滑らせた時に踊り場で転落がおさまるという意味と、階段を上り下りする際の休憩ポイントだと言われています。

確かに広い面(60度)に来た時に、ほんの少しだけですがホッとしている気がします。階段を上り下りしているときって多少なりとも緊張しているんですね。

4.手すりは内側

 これは特に指定したわけではないのですが、ひな壇にした関係から手すりは内側につきました。(外側には手すりがつけれなかった。)

この内側手すりが、私的にはとても気持ち良いのです。

どうしてかと言うと、急いで階段を降りる際に踊り場の縦の手すりをつかんでスルッと回って降りるのが好きなんです。

内側の縦手すりはちょっと楽しい

まるで消防士さんが降りてくるすべり棒のイメージ。

ちょっと楽しい。

え?私だけ??

 せっかちなので階段はできるだけ内側を行き来します。だって内側の方が距離が短くなるから。でも内側は踏み外しやすい。そんな時にこの内側手すりがスルッとサポートしてくれるのです。

 さらに、内側手すりだと階段の外側はあまり通行に使用しないので外側に物が置けちゃう。なんか物ばっかり置いてますね(笑)。

階段のデッドスペースは物置に…

まとめ

1.腰壁は無くす

 腰壁を無くせる部分があれば無くしてみることをおススメします。おしゃれだし便利だし、言うことなし!(ただし、お子さんが小さいうちはちょっとだけハラハラしてしまうかもしれません。)

2.段差(蹴上)は小さく

 段差(蹴上)が小さいと階段の昇降が楽になります。ただ、通常の1階⇔2階を行き来する階段については、そこまで気にしなくても良かったんじゃないかなと言うのが、素直な感想です。

3.踊り場の段数は減らして安全に

 スペースにゆとりがあるなら1段の踊り場が安全です。

4.手すりは内側

 踊り場の段数が減らせたなら、せっかちさんには内側手すりが意外にgood!(3段の踊り場の場合は外側手すりの方が安全だと思います。)

 以上、階段の工夫(ひな壇、踊り場など)はオプションですのでどうしても費用が発生しますが、我が家でやってよかったと思う満足ポイントの一つです。

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